キャンペーンメーカーコラム
TikTokキャンペーン

TikTokキャンペーンのやり方|DM応募の導線・告知動画・商用楽曲の注意点まで解説

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執筆・監修:キャンペーンメーカー編集部
TikTokキャンペーンのやり方|DM応募の導線と注意点

「InstagramやXではキャンペーンをやったことがあるけれど、TikTokは勝手が違って手が出せない」——そんな声をよく聞きます。TikTokは縦型動画が中心で、おすすめフィードを通じてフォロワー以外にも動画が広がりやすい一方、応募の受け付け方や使える楽曲など、ほかのSNSとは前提が大きく異なります。

この記事では、TikTokでキャンペーンを行うやり方を、目的の決め方から応募導線の設計、告知動画の制作、応募の受け付けと当落の返信、特典の受け渡し、振り返りまでの流れで解説します。商用楽曲やブランドコンテンツの開示など、TikTokならではの注意点もまとめました。

TikTokキャンペーンがほかのSNSと違う4つのポイント

TikTokでも「フォローして応募」「抽選で特典をプレゼント」という基本の形は同じです。ただし、応募の受け付け方や告知の仕方には、TikTokならではの前提があります。最初にこの違いを押さえておくと、企画の手戻りを防げます。

応募の起点は「ユーザーからのDM」

InstagramやXでは「コメントやリポストで応募 → 主催者から当選DM」という流れが一般的です。一方TikTokでは、仕様上、コメント欄への書き込みを起点に、主催者側から新しくDMを送ることはできません。そのため「“応募”とDMを送ってね」のように、ユーザーからDMを送ってもらうことを応募の入口にする設計が基本になります。

ユーザーから届いたDMであれば、そのやり取りの中で受付の確認や当落の結果を返せます。「コメントで応募→あとからDMで当選連絡」というほかのSNSの流れをそのまま持ち込まないことが、TikTokキャンペーンの第一歩です。

フォロワー外に届く「おすすめフィード」

TikTokでは、フォローしているアカウントの投稿だけでなく、おすすめフィードを通じて興味がありそうなユーザーにも動画が表示されます。フォロワーが少ないアカウントでも、動画の内容しだいで多くの人に見てもらえる可能性があるのが特長です。

裏を返すと、キャンペーンの成否は「動画を最後まで見てもらえるか」に大きく左右されます。賞品の豪華さだけでなく、動画そのものの面白さや見やすさが重要です。

告知は縦型動画が主役

Instagramなら画像1枚、Xならテキストのポストでも告知が成り立ちますが、TikTokの告知は縦型の短尺動画が中心です。賞品・応募方法・締切を、映像とテロップ、ナレーションで短い時間に伝える必要があります。キャプションは補足と考え、動画だけで応募方法がわかる構成にしましょう。

楽曲は商用利用できるものだけ

TikTokでは、企業やブランドが商用目的で投稿する動画に使える楽曲は、商用利用が許諾された楽曲(商用楽曲ライブラリなど)に限られるとされています。個人の投稿で流行している楽曲を、キャンペーン動画にそのまま使えるとは限りません。詳しくは後述します。

比較項目TikTokInstagramやXでよくある形
応募の入口ユーザーから応募ワードをDMで送ってもらういいね・コメント・リポストなど
当落の連絡届いた応募DMへの返信で伝える主催者から当選者へDMを送る
告知の主役縦型の短尺動画画像やテキストの投稿
届く範囲おすすめフィードでフォロワー外にも届きやすいフォロワーと、拡散・検索経由のユーザー
BGM商用利用が許諾された楽曲を使う媒体ごとの規約に従う

一般的な傾向をまとめたものです。各SNSの仕様は変更される場合があります。

TikTokキャンペーンのやり方7ステップ

  1. 目的・KPI何を増やすか
  2. 応募の形応募ワード
  3. 告知動画縦型・短尺
  4. 案内プロフ・固定
  5. 受付・当落DMに返信
  6. 特典URL・コード
  7. 振り返り次回に活かす
図:TikTokキャンペーン実施の流れ

STEP1 目的とKPIを決める

まず、キャンペーンで何を増やしたいかを1つに絞ります。TikTokで多い目的と、KPIの例は次のとおりです。

  • アカウントの認知・フォロワー獲得:動画の再生数、フォロワー増加数
  • 新商品の話題化:告知動画の再生数・保存数、関連ハッシュタグの投稿数
  • 来店・購入の後押し:配布したクーポンの利用数、特典URLのクリック数

TikTokはユーザー層や使われ方がほかのSNSと異なるため、「Instagramと同じ数字」を目標にせず、TikTok単体で見るべき数字を決めておくことが大切です。

STEP2 応募の形と応募ワードを決める

TikTokの基本形は、「アカウントをフォロー」+「指定の応募ワードをDMで送る」です。応募ワードは「応募」「〇〇ほしい」など、短く打ちやすいものにしましょう。ワードが長かったり記号が入っていたりすると、入力ミスで応募が成立しないことがあります。

あわせて、次の点を決めておきます。

  • 賞品・特典の内容と当選数
  • 応募期間と、1人あたりの応募回数(1人1回が基本)
  • 当落をその場で返すのか、期間終了後にまとめて抽選するのか

当落の返し方には、応募した瞬間に結果がわかる「インスタントウィン」と、締切後にまとめて抽選する方式があります。それぞれの違いや選び方は、TikTokの抽選方法とインスタントウィンの解説で詳しく紹介しています。

STEP3 告知動画を作る

告知動画は、冒頭で「何がもらえるか」を見せ、最後まで見なくても応募方法がわかる構成にします。基本の流れは次のとおりです。

  1. 冒頭:賞品を映し、「プレゼント企画」であることをテロップで示す
  2. 中盤:賞品の魅力や使っているシーンを見せる
  3. 終盤:応募方法(フォロー+応募ワードをDM)と締切をテロップで表示する

応募方法はキャプションにも書きますが、動画を見ている人はキャプションを読まないことも多いため、テロップでの表示は必須と考えましょう。企画の切り口や台本の具体例は、TikTokのプレゼント企画アイデアでまとめています。

告知動画のキャプション例

\新フレーバー発売記念🎁/
抽選で○名様に新商品セットをプレゼント!

▼応募はカンタン▼
① このアカウントをフォロー
② 「応募」とDMを送るだけ

締切:○月○日 23:59
詳しい応募要項はプロフィールのリンクから
#プレゼント企画

架空の例です。

STEP4 プロフィールと固定動画で案内する

TikTokでは、動画を見てアカウントに興味を持ったユーザーがプロフィールを訪れます。キャンペーン期間中は、プロフィールの自己紹介欄に「プレゼント企画実施中」「応募は“応募”とDM」と書き、告知動画をプロフィールに固定しておきましょう。

応募要項の全文は動画やキャプションに収まらないため、特設ページに掲載し、プロフィールのリンクなどから見られるようにするのが一般的です。リンクを設定できる場所や条件はアカウントの種類などによって異なるため、事前に確認しておきます。

STEP5 応募DMを受け付け、当落を返す

告知を始めると、応募DMが届き始めます。TikTokは動画がおすすめフィードに乗ると、短時間に応募が集中することがあります。夜中や休日にも応募は届くため、手作業で1件ずつ返信する運用では、返信が遅れたり漏れたりしがちです。

返信が遅れると、応募したのに反応がない、と不安を与えてしまいます。少なくとも「応募を受け付けました」という確認だけは、早く返せる体制を用意しておきましょう。

STEP6 特典を受け渡す

デジタルの特典であれば、当選の返信にクーポンコードや特典の受け取りURLを添えて、その場で渡すことができます。配送が必要な賞品の場合は、住所などを入力してもらうフォームを案内し、個人情報の利用目的を明示しましょう。

いずれの場合も、「当選連絡はこのアカウントのDMでのみ行う」「送料やカード情報を求めることはない」と告知しておくと、なりすましによる被害を防ぐ助けになります。

STEP7 結果を振り返る

キャンペーンが終わったら、STEP1で決めたKPIを確認します。TikTokでは、告知動画の再生数や平均視聴時間など、動画そのものの反応もあわせて見ておくと、次回の動画づくりに活かせます。応募数とフォロワー増加数の推移、特典の利用状況を並べて、どの動画が応募につながったかを振り返りましょう。

TikTok固有の規約と注意点

TikTokでキャンペーンを行う際は、TikTokの利用規約やコミュニティガイドライン、ブランドコンテンツに関するポリシーなどを守る必要があります。ここでは、特に注意したい点を紹介します。内容は変更されることがあるため、実施前に必ず公式の最新情報を確認してください。

商用楽曲ライブラリを使う

TikTokで流行している楽曲の多くは、個人の非商用の利用を前提に使えるようになっているとされています。企業アカウントのキャンペーン動画は商用目的にあたるため、商用利用が許諾された楽曲(商用楽曲ライブラリなど)から選ぶのが基本です。ビジネスアカウントでは、選べる楽曲がはじめから限られている場合もあります。

BGMは動画の印象を大きく左右しますが、権利を確認せずに使うと、動画の音声が消されたり、権利者とのトラブルになったりするおそれがあります。

クリエイターと組むならブランドコンテンツの開示を

インフルエンサーやクリエイターにキャンペーンの告知を依頼する場合、その投稿は企業との関係があるブランドコンテンツにあたります。TikTokでは、ブランドコンテンツであることを開示する設定などが用意されており、開示が求められています。日本では、広告であることを隠した宣伝(いわゆるステルスマーケティング)が景品表示法の規制の対象にもなっているため、依頼する側も開示の方法を確認しておきましょう。

若年層の利用者への配慮

TikTokは若い世代の利用者が多いSNSです。年齢によってはDM機能を使えない場合があるため、DM応募型のキャンペーンでは、応募資格(年齢など)を応募要項に明記しておきましょう。賞品の内容が年齢制限のあるものになっていないか、過度に射幸心をあおる表現になっていないかも確認が必要です。

景品表示法と応募要項

購入を条件としないキャンペーンか、購入を条件とするキャンペーンかによって、景品表示法上の扱いが変わります。景品の上限額の考え方は、景品表示法の景品規制の解説で表にまとめています。また、当選数や当選の条件は応募要項に明記し、告知の内容と実際の運用がずれないようにしましょう。

TikTokキャンペーンの実施前チェック

  • 応募の入口は「ユーザーからのDM」になっている
  • 告知動画の中で、テロップで応募方法と締切を表示している
  • BGMは商用利用が許諾された楽曲を使っている
  • クリエイターに依頼する投稿は、ブランドコンテンツとして開示する
  • 応募資格(年齢など)と当選数を応募要項に明記している
  • 当選連絡の方法と、なりすましへの注意を告知している

TikTokキャンペーンの運用をラクにするには

TikTokキャンペーンの裏側では、届いた応募DMへの返信、抽選、特典の配布、応募数や当選者の集計といった作業が発生します。応募が集中しやすいTikTokでは、これらを手作業で回すのは大きな負担です。

手作業で回す場合

  • 応募DMを1件ずつ開いて返信する
  • 夜中や休日の応募は返信が遅れる
  • 当選者に特典をコピー&ペーストで送る
  • 応募数や当選者を手で数えて報告する

自動化した場合

  • 応募DMにその場で当落を返信できる
  • 当選の返信に特典を添えて配布できる
  • 当落は事前に決めたルールで決まる
  • 担当者は動画づくりと企画に集中できる

キャンペーンメーカー for TikTokでできること

「キャンペーンメーカー for TikTok」は、TikTokのDM応募型キャンペーンを自動化するツールです。

  • 届いた応募DMに、当落と特典をその場で自動返信(インスタントウィン)
  • クーポンコードや特典URLを、当選の返信に添えて配布
  • 当落は事前に設定した当選数・ルールに基づいて決定。送るのはあらかじめ設定した文面だけで、AIがその場で文章を作って送ることはありません
  • TikTokのキャンペーン規約や景品表示法などに沿った設計か(使用する楽曲・景品の表示を含む)を、設計段階で確認
  • 年間契約は不要で、キャンペーン1本の単発から利用できる
  • X・Instagramのキャンペーンもあわせて相談できる

よくある質問

個人のアカウントでもTikTokキャンペーンはできますか?
実施すること自体は可能ですが、企業や店舗が販促目的で行う場合は、ビジネスアカウントでの運用が一般的です。ビジネスアカウントでは使える楽曲が商用利用の許諾されたものに限られる点に注意しましょう。
コメントで応募してもらうことはできませんか?
コメントで応募を受け付けることはできますが、TikTokの仕様上、コメントを起点に主催者から新しくDMを送ることはできません。当落や特典をDMで届けたい場合は、ユーザーからDMを送ってもらう形を応募の入口にするのが確実です。
告知動画は何本くらい用意すればよいですか?
決まった本数はありませんが、開始時の告知に加えて、途中経過や締切前のリマインドなど、切り口を変えた動画を複数用意すると、おすすめフィードで届く機会が増えやすくなります。
InstagramやXのキャンペーンと同時に実施できますか?
同時に実施することは可能です。ただし応募の入口や連絡方法が媒体ごとに異なるため、応募要項は媒体別に用意し、どの媒体での応募かがわかるようにしておきましょう。

まとめ

  • TikTokの応募の入口は「ユーザーからのDM」。コメント起点で主催者からDMは送れない
  • 告知は縦型動画が主役。冒頭で賞品を見せ、テロップで応募方法を伝える
  • プロフィールの自己紹介欄と固定動画で、応募方法と応募要項へ案内する
  • BGMは商用利用が許諾された楽曲を使い、クリエイターとの投稿は開示する
  • 応募DMへの返信や特典の配布は、自動化すると取りこぼしを防げる

TikTokのキャンペーンは、動画の力でフォロワー以外にも届く可能性がある一方、応募の受け付け方や楽曲のルールなど、ほかのSNSとは違う準備が必要です。応募DMへの返信や当落の連絡に手が回らないと感じたら、1回から使えるキャンペーンメーカー for TikTokの活用もご検討ください。

TikTokのプレゼント企画を、1回から

キャンペーンメーカー for TikTok

応募DMの受付から、その場での抽選、当落と特典の自動返信まで。規約・景品表示法に沿った設計かも設計段階で確認します。

  • 年間契約なし
  • その場で当落がわかる
  • 特典URLも自動で配布
  • X・Instagramも相談可
キャンペーンメーカー編集部

Instagram・X・TikTokのキャンペーン運用ツール「キャンペーンメーカー」の編集部です。SNSキャンペーンの企画・運用に役立つ実践的な情報をお届けします。記事内の規約・法令に関する記述は執筆時点の一般的な情報であり、個別の判断は公式情報や専門家にご確認ください。

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